エンジニア志望の学生が長期インターンに参加する4つのメリット

はじめまして！21卒のタケです。

去年の5月頃から約1年インターンに参加し続けています。そこで学んだ経験やスキルをアピールし、大手IT企業から内定を貰うことができました。

ということで、長期インターンに参加する4つのメリットを紹介していきたいと思います！

技術が身につく
技術以外の能力も身につく
バイト先として超優秀
就活にめっちゃ役立つ
まとめ

技術が身につく

僕が思う一番のメリットです。我ながら、だいぶ成長したと思います。

僕がインターンに参加したのはM1の5月頃です。学部時代は物理を専攻していたため、当時のプログラミングスキルはif文・for文を理解でき、AtCorderで灰色を取得できる程度でした。

しかし、研究室の先輩に勤務先を紹介いただき、奇跡的に受かります(笑)。最初はGitに慣れることから始まり、簡単な集計ツールの作成や、データの可視化、社内ツールの品質管理を得て、現在はデータクレンジングからモデリングまでを含むデータ分析業務に携わっています。

インターンだけが要因ではないと思いますが、データ分析コンペで上位10%の成績を収め、AtCorderでも緑になるまでレートを上げました。

よく"プログラミング上達への近道は継続すること"と言われますが、インターンに参加することで半ば強制的にコードを書き続けることができます。

また自身のコードを第三者に評価してもらう機会、質問できる環境も整っています。

技術を身に着ける環境としてはかなり恵まれていると思います。

技術以外の能力も身につく

技術以外にも、業務をこなす過程で様々な能力が身に付きます。

例えば、質問する力です。

質問は苦手という方も多いかもしれません。しかしエンジニアという職種を選んだ以上、できるだけ早く苦手意識をなくしたいところです。

僕も人に質問するのは苦手でした。無知だと思われたくない、作業を中断させるのが申し訳ない、という思いがあったからです。その結果、不明点を放置してしまい重大なミスを犯してしまいました。作業工程を大きく遡ることになり、迷惑をかけてしまいました。

それ以来、20分考えてもわからないことはすぐ質問するようにしています。何度も質問する内に苦手意識はだいぶ薄れました。また、相手に負担をかけないよう工夫して質問できるようになりました。

要は慣れだと思います。

質問する力は一例にすぎず、他にも

持続的な集中力
コミュニケーション能力
作業時間を見積もる能力

などを磨くことが出来ると思います。

これらは技術力と異なりどの職場に行っても役立ちます。

バイト先として超優秀

長期インターンはバイト先として超優秀です。理由は3つあります。

1.時給の良さ

僕の時給は1500円です。バイトの時給としてはかなり良い方だと思います。能力が評価されたり、あるいは大企業への勤務だったりすると時給2000円も珍しくありません。

2.リモートワーク対応

コロナの影響で飲食店などが臨時休業に入り大変なことになっていますが、IT企業はそこまで影響を受けていません。僕もリモートで勤務し続けています。今後、外出が制限される事態が起こらないことが一番ですが、仮にそうなっても働き続けることができます。企業によっては全面的にリモートワーク可能なところもあります。

3.シフトの柔軟性の高さ

IT企業には、飲食店のように毎日○人勤務しなければならないというような制約はありません。なのでシフトを自由に組むことが出来ます。僕は2社での長期インターンの経験がありますが、シフトを提出して断られた経験はありません。週2日、多い時で週3日のペースで働くようにしていますが、就活やゼミの関係で毎週バラバラの曜日に勤務しています。ある程度自由に働くことができます。

以上の3つです。

インターンと聞くとどうしても就活のアピール材料として捉えられがちですが、バイト先としても超優秀です。お金や時間に余裕が生まれることで精神にもゆとりがでます。研究や就活の成功にも繋がるのではないかと思います。

就活にめっちゃ役立つ

長期インターンの経験は就活にも役立ちます。 2つあります。

1. 自己アピールの根拠になる

僕は定量データの分析スキルとタスク管理能力に自信があります。就活でもアピールしました。その時、裏付けとして長期インターンでの経験を引き合いに出し、面接官に良く納得してもらうことができました。

2. 行動力を評価して貰える

21卒の僕はトータルで20回程度の面接を受けました。多かった質問は「なぜインターンを始めようと思ったのか？」です。これに対し「実務を通して急速なスキルアップを果たしたい」と伝えました。ある面接を通過した際「将来の目標に向けて今から努力している」ことが評価されたとフィードバックを頂きました。インターンの参加経験を指しているのだと思います。

就活を目的にインターン参加を検討されている方も多いのではないでしょうか？ぜひ、早い段階から参加されることを推奨します。