厄介な卒業論文。
長い苦節を得てようやく内容がまとまっても、長ーい執筆作業が残っています。
ほんと厄介ですよね。
それが少しでも楽になる5つのツールを紹介します。
フルに活用して、とっとと仕上げてしまいましょう!
1. CloudLatex
CloudLaTexはウェブ上で動くLaTex。 面倒な環境構築は一切不要です。
執筆に取り掛かるまでのステップは 会員登録 → プロジェクトを作成 のたった2ステップのみ。
手軽さ以外にも
- オンラインバックアップ
- ネット環境さえあれば取り組める
- 置換機能
- プレビュー表示
といった長所があります。
LaTex環境の構築はコマンドを打ったり、インストールしたり色々厄介ですが、CloudLatexによりすぐ書き始めることが出来るのでお勧めです。
では具体的に執筆までの手順を見ていきましょう!
手順
1 CloudLaTexに移動
2 新規登録をクリック
3 登録情報を入力。届いたメールから本人確認を実行します。
4 メールのリンクを押すと次の画面が表示されます。プロジェクトを作成をクリック
5 プロジェクト名を入力し、作成をクリック
6 一覧に追加されます、プロジェクト名をクリック
7 左のファイル一覧からmain.texを選択して準備完了!
たったこれだけでLaTex環境を構築することができました!
面倒なインストールやコマンドライン操作も必要ないのでとても楽だったと思います。
2. HostMath
「HostMath」はLaTexの数式を簡単に生成できるツールです。
いちいちコマンドを覚える必要はありません。
LaTexに慣れていないと、数式のコマンドをいちいち検索しなければいけません。さらに少しでも誤っていればエラーが起きます。
HostMathを使えば、直観的に数式コマンドを生成できるので大幅に時間を短縮できます。
使い方も超簡単。下の画像を見てください。
左の数学記号パレットから記号を選択、下部の数式表示部に数式が表示されます。目当ての数式になったら、コード表示部のコードをコピーしてLaTexファイルに張り付ければ完了です!
コマンド検索の手間が省け、ミス無く数式を挿入できます。
是非使ってみてください!
3. 全画面モード
全画面モードとは、ディスプレイいっぱいにブラウザを表示する機能のことです。
下の2つの画面を見比べてください。
全画面モードOFF(通常の画面)
全画面モードON
いかがでしょうか?
ブックマークバーなどが省略され、より集中できる構造になりました。必要な情報量が増えただけでなく、無関係なページへの遷移も防げるようになりました。
使い方は超簡単。
ブラウザを開いた状態でF11を押すだけ。もう一度押すと解除されます。
併せてCtrl + PageUp, Ctrl + PageDown のショートカットを覚えておくと素早くタブを切り替えることができて便利です。
卒論執筆時だけでなく、PCでの作業時にはいつでも役に立ちます。
覚えておいて損はないです!
4. Timer Tab
Timer Tab は カウントダウン、アラーム、ストップウォッチの3機能から成るシンプルなタイマーです。 ブラウザ上でさくっと利用できるので気に入っています。
僕がよく使うのはカウントダウン機能。
50分の作業時間と10分の休憩時間を交互に取るようにしています。 これにより脳の疲労を抑え、作業効率をあげることができます。
ルイジアナ州立大学の専門家によると30~50分程度の作業時間がベストとのこと。30分以下では進捗が生まれにくく、50分以上だと脳に負荷がかかります。
締め切り間際であっても、適度な休憩を挟むことで、卒論を早く仕上げることができるでしょう。
5. Spotify
Spotifyは全世界で利用されている音楽配信サービスです。
様々なシチュエーションにあったプレイリストが用意されています。 その中でも、僕が良く利用するのが作業用のプレイリスト。
↑の画像に表示されているのはすべて、作業用のプレイリストです。
スローテンポで歌詞のない曲で構成されており、作業に没頭することができます・
ちなみに僕のお気に入りはこれ↓
Focus-enhancing piano for your study session.
落ち着きがある綺麗なピアノ曲のプレイリストです。
余談ですがSpotifyは普段使いの音楽プレイヤーとしても超優秀です。 僕はItunesで約2万円分の楽曲を購入しましたが、全部捨ててSpotifyに乗り換えました笑
一番気に入っているのは「Discovery Week」という個人の趣向に合った曲を提案してくれる機能。 聞いたことが無いアーティストでも、かなりの高確率でその曲を好きになります。マジで感動します。
ぜひ!
まとめ
役に立ちそうなツールはありましたか?
どうしても気力勝負になってしまいがちですが計画的に作業を進め、残された春休みをエンジョイしましょう!
頑張ってください!