就活と恋愛はそんなに似ていないと思う

21卒のタケです。

就活と恋愛って似てるかな?

比較してみました。

企業にモテるのは「話し上手」、異性にモテるのは「聞き上手」

企業にモテるのは「話し上手」。

面接が上手くいった学生に内定が与えられる。 面接で成功するための要因は、質問に的確に答えられるかどうか。 自身の過去の経験を振り返り、論理だてて物事を説明できる人が内定を貰える。

異性にモテるには「聞き上手」。

一説によれば、話す・聞くの最適な比率は2:8だとか。 承認欲求を満たしたい人間は、とにかく自分がかわいい。人の話を聞くより、自分の話を聞いてもらいたい生き物。 異性にモテるのは、相手の話に耳を傾けることが出来る人間。

話し上手が就活で得をし、聞き上手が恋愛で得をする。

内定を貰えるのは「多人数」、異性と付き合えるのは「一人」

内定を貰えるのは「多人数」。

どんな難関企業であれ、内定者は複数人いる。 倍率と内定の難易度は比例すると思いますが、同じ企業を受けた全員に勝つ必要はない。 ある程度のラインを超えれば内定を貰うことができる。

異性と付き合えるのは「ただ一人」。 どんなに魅力的な人間であっても、それを上回るライバルがいれば負けてしまう。

一定ラインを超えれば良い「就活」、トップワンになる必要がある「恋愛」。

アプローチできる企業は「無数」、アプローチできる異性は「少数」

アプローチできる企業は「無数」にある。

日本には380万の企業がある。 業種、形態を選ばなければESを出せる企業は星の数ほど。

アプローチできる異性は「少数」。

出会い系サービスが発展した現代においても、アプローチできる異性には限りがある。

日本の女性人口は、6500万人。このうち20代~20代後半の人口は600万。 出会い系サービスを利用したことがある女性の割合は、年代に限らず30%。 出会い系サービスの利用者の内、20代が占める割合は70%。 以上か20代で出会い系サービスを利用している女性の人数を求める。

600万人 * 0.3 * 0.7 = 120万人

サクラの存在、地域を考慮するとアプローチできる異性はこれより少なくなる。

アプローチできる企業は「無数」、アプローチできる異性は「少数」

アピール対象は「多人数」、アピール対象は「一人」

就活は「多人数」に対してアピールする。

選考過程によって面接官は異なる。 一次は平社員、二次は管理職、三次が役員と相手が変わるごとに、対策も変える必要がある。 例えば、逆質問を変えたり。 ステップによってアピールを変える必要がある。

恋愛でのアピール対象は「ただ一人」。 出会ってからゴールまでただ一人にアピールし続ければいい。 ステップによってアピールを大きく変える必要はない。

就活は、面接官によって作戦を変える必要がある。恋愛はただ一人を追求すれば良い。

似ているところもある

似ている部分もあると思う。

例えば「自信」は就活でも恋愛でもとても大事。

思い切って大企業にエントリーしたり、高根の花に声をかけたり、自信をもって行動することの重要性は共に高い。 面接でもデートでも、自信のある人間が良い印象を残せる。

他には「清潔感」も重要。

髪を整える、爪を切る、清潔な服を着る。 就活・恋愛の前に常識として必要。

それでも似ているとは思えない。

まとめ

童貞だから内定を貰えないと卑下することはない。

相関関係はそれほど大きくない。

しかし0とは言い切れない。

自信、清潔感、この2つを身に着ければ就活で有利になること間違いないと思う。